約 1,319,095 件
https://w.atwiki.jp/datugenn/pages/45.html
いのちのツアーfrom上関 ~ヴィジョンミーティング~ ****関東ツアー2010**** 《11月28、29、30日》 皆さんは幼い頃、 川で遊んだことが ありますか? そのときに、 川に住んでた生き物は 今でもそこで生きてますか? 今この地球上にある命は、恐竜が絶滅していった スピードよりも はるかに速いスピードで 絶滅へと向かっている 1日に100種類近くの命が死んでいってるこの現実 どうやら100年先、 人間さえも生きていける 保証はないみたい 私たちの目にみえないところで一体なにがおこってるのか- リアルを体感してきた彼らが『ヴィジョンミーティング』を開催しまーす!! 持続可能な未来に向かって‥‥ いま共に感じて そして動いていきましょー☆★ 以下詳細です。 ******************* いのちのツアーfrom上関 ~ヴィジョンミーティング~ みんな世界を変えるために生まれてきた わくわくすることや魂が震えることに正直に生きながら、よりよい未来を作っていくこと すべての生き物が生きていくために必要なもんを守っていくこと 今まで世界中をまわって体験したこと 魂が震えたこと 心の底から感じたこと 渾身のトーク&ライブとワールドカフェで新たな世界を一緒にソウゾーしちゃいましょ ○トーク&ライブ ワールドカフェ● ~今僕らにできること~ 小さな回転がたくさん集まって 大きな回転となる 今、小さく転がりはじめよう!! ファシリテーター* らん☆ぼう トーク* らん☆ぼう 地球コンチ隼人 たける(ANBASSA) GENCHAN ライブ* 地球"コンチ"隼人 たける(ANBASSA) ワールドカフェ* 皆さん (筆記具をお持ちください) ☆ワールドカフェ★ 4~5人の小グループに 分かれて話合いを進める手法 カフェで気軽に話す感覚で話し合いをしていきます 属性や肩書きに関係なく 大人数でも本質的なコミュニケーションがとれてしまう魔法のような手法です 違いを前提として互いの考えをすり合わせていくこと、 敵や味方じゃなく地球に存在するいのちとして、対話をしていきます テーマは、 その場で決めてく予定 「無関心って何?」 「反対は悪いこと?」 「対立は何故起こる?」 などの 日常生活で感じることに焦点を向けていきたいなと考えてます。 ☆伝えたいこと★ 大きなテーマだと 『わくわくすることや魂が震えることに正直に生きながら、よりよい未来を作っていこう』 ということや、 『すべての生き物が生きて行くために必要な土台である生物多様性をどうしたら守られるのか。そのためにどう動いたら変わるのか?』 ということを 今まで自分たちが体験したこと、現地の人から聞いた話(上関原発の話やCOP10 生物多様性条約第10回締約国会議での話や地球一周の話、ホクレア号、アフリカ、カンボジア、日本各地での話など)に基づいて、 トークと映像、音楽やワールドカフェなどを通して アレンジしつつ伝えていければなと思っています。 ☆フリーチャージ★ ★カンパスタイル☆ 四国→関東→関西と縁ある場所で開催されてるこのツアー。 活動資金にご協力頂けたらありがたいです。 ☆関東ツアー2010 詳細★ 11/28(日) 18 00start APRIL TONE 東京都福生市福生2346 042-553-5910 アクセス* JR青梅線 牛浜駅下車 徒歩10分 国道16号沿い http //apriltone-fussa.shop-pro.jp/ 11/29(月) 19 00start ふろむあーすカフェ・オハナ 東京都世田谷区三軒茶屋1-32-6 豊栄ビル1F 03-5433-8787 専用駐車場なし 裏手2~3分のところにコインパーキングあります 夜19 00以降は400円で止めれるパーキングあり 分からなければ連絡を。 アクセス* 東急田園都市線 三軒茶屋駅下車 南口Bを出て徒歩2分 246通り沿い。 駒沢方向に進みレンタカー屋さん先の1F。 http //www.cafe-ohana.com/ 出店* はおにろ(草木染め) 風天百笑画家・北原慎二の祝島ポストカード 11/30(火) 16 00open 18 00start かねよ食堂 できれば予約ありがたい (09098551361 なつめ) 神奈川県横須賀市 走水1-6-4 046-841-9881 アクセス* 京急 馬堀海岸駅下車 「観音崎」(走水経由)行きバス5分「伊勢町」下車 歩きだと20-30分くらい (晴れてたら海沿いを歩いて向かうのお勧め♪) 専用駐車場数台あり 近くにパーキングもあります http //art-onthebeach.com/top-menu.html シェアート* (シェア+アート) 風天百笑画家・北原慎二(通称しんちゃん) 祝島を描いた作品の原画を展示します。 ママチャリで日本を旅しながら農業の修行をしてた彼 いつしか絵を描く人になっていた。表情豊かな祝島の雰囲気がじわじわと伝わってくるほんわか作品 絵はがき販売あり 祝島の一本釣り漁師まーちゃんのお刺身 現地の状況によるけど、送ってくれる予定! プリプリのお魚が頂けたらラッキー Actio雑誌の紹介&販売 エコ&ピースな月刊誌。環境のことなど地球にやさしい情報満載 応援してくれる定期購読募集中 他にもシェアしてくれるものなぁんでも受付けてます。 作品の展示や販売などはスペースなどの用意があるので連絡ください。 そのほか、うた・楽器などなど大歓迎ー♪ 「EARTH」と「HEART」は 「ART」で繋がる。 海があって タコがいて アートがあって なんか祝島と繋がる場所、かねよ食堂。 なにかヴィジョンが みえてきそうな予感です。 かねよ食堂の お問い合わせは、 全てなつめまで。 ★プロフィール☆ 上田直樹(らん☆ぼう) 1982年生まれ28歳 あーす☆ガイド代表 http //earthguide.web.fc2.com 2006年 地球一周 2007年 日本~台湾~ベトナム~カンボジア~シンガポールの2度ピースボート乗船 2008年から『スタディロード』という自然と共生した生き方を学ぶ体験学習型ツアーを山口県とケニアにて主催 2011年10月『スタディロード~生物多様性の旅~』12月には野球伝導プロジェクト合宿『伝導9』をケニアにて主催予定 その他、山口県上関町で『虹のカヤック隊』に参加中 執筆活動、全国各地をトーク&ライブなどで回る傍ら春と冬限定で京都嵐山にて人力車を引っ張っている ブログ http //ameblo.jp/earthguide/ 地球"コンチ"隼人 1987年生まれ23歳 東京生まれ山口育ちのレゲエDJ(ラッパー) 南米アマゾン地域を旅した際に地球は本当は天国だと知ると同時に、このままだと行き止まりにぶつかることを知る 以後、地元に戻り新たな活動をスタート 山口県上関(かみのせき)からCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が開催された名古屋まで7 Generations walkのオーガナイザーの1人として歩いた 各地のホットスポットの危機を音楽と共に伝えるイベント「ホットスポッターズ音楽祭」の発起人 ブログ「Blessin Earth」http //s.ameblo.jp/we-are-the-earth/ GENCHAN 1991年生まれ19歳 大阪出身 2010年6月山口県の祝島に出会う その島の昔ながらの暮らし綺麗な海 その海を上関原発建設計画により埋め立てる為の工事、それを28年間反対する島の人達に感銘を受ける 7月から1ヶ月ケニアに渡り、東アフリカ最大と言われるキベラスラムに行く 生きてる事自体が幸せだと気づく 8月山口県上関から名古屋まで800キロ歩く、7 Generations walkに参加 自然の素晴らしさ生きてる素晴らしさを伝え歩いた 10月名古屋に到着後、上関に埋め立て台船が作業を開始 上関原発建設計画に伴う埋め立て工事の一時停止を求め仲間とハンガーストライキをし日本中、世界に訴えた 現在虹のカヤック隊に参加し埋め立て工事の抗議行動を島の人達と行っている ******************* 長ーい告知、 読んでいただきありがとう 8月末から11月のはじめまで、共に旅してアクションをおこしてきた仲間たち かなり濃い経験をシェアできると思います はじめて出会う方も すでに出会ってる方も ピンときたら ぜひおこしください。 旅から戻って 彼らが書いた日記です☆ らん☆ぼう http //m.ameba.jp/m/blogArticle.do?unm=earthguide articleId=10697575683 frm_src=article_articleList 隼人 http //jig110.mobile.ogk.yahoo.co.jp/fweb/1106hGYrsqUOe5nJ/3t?_jig_=http%3A%2F%2Fameblo.jp%2Fwe-are-the-earth%2Fentry-10697813377.html guid=on _jig_xargs_=R
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/485.html
空条承太郎の記憶DISC 劉鳳に支給された。 ジョジョの奇妙な冒険3部、スターダスト・クルセイダースの主人公空条承太郎の記憶DISC。 しかし、空条承太郎は6部にも登場しており、ディスクはそのとき(3巻)抜き取られたもの。 歴戦のスタンド使いである彼の記憶は対スタンド戦においてかなりの価値を誇るかもしれない。 そして、この承太郎のDISCは???にとっては非常に重要なアイテムである。 「彼」の野望には承太郎の記憶DISCの内容が必要不可欠なのである。 「彼」が漫画ロワに参戦している参加時期が既に野望達成後じゃないのならば、交渉アイテムに使える余地あり。 支給品として放置した時点で用済みともとれるが、彼が本当になし得たかった事を思い出させる説得の材料としてはいけそうだ。 また、この承太郎の記憶DISCは「承太郎が???のスタンドからDISCを取られる」という所まで記憶がある。 つまり誰かがこのDISCで記憶を閲覧すれば、スタンドDISCの存在とその能力者の存在について考察できるかも。 また、空条承太郎の記憶は当然『DIOの秘密のほぼ全て』を知っていると言っても過言ではない。 承太郎はSPW財団の情報収集力を生かしてDIOの隠し子の存在も突き止めているし、スタンドのルーツも調べつくしている。 あげくの果てには吉 良 が 殺 人 鬼 で す で に 死 ん で い る 事も勿論のこと。 JOJOの原作で承太郎はチョイ役も含めると3、4、5、6部に出演しているので人によってはやや書き手泣かせか。 ただしDISCの存在とそのスタンド能力者(???)、キング・クリムゾン、スパイス・ガール、スティッキィ・フィンガース、 そしてオー・ロンサムミー!についてはおそらく承太郎も知らない可能性があるので注意。
https://w.atwiki.jp/niconicoradio/pages/123.html
SFW on the radio 岩崎、菊川、上村によるアニメ支援型ラジオ。 アニメ漫画雑談ラジオでもある。 パーソナリティーのおすすめする好きなアニメ・ゲーム、アニソンを紹介し、 3人で語るラジオである。 ゲスト回では、ゲストのおすすめの好きなアニメについて語っている。 アニメ・ゲームについては幅広く紹介しているつもりではいるが、 岩崎は、ロボット物(ガンダム、スパロボなど)舞-HIME,舞乙 上村は、CCさくら、きんぎょ注意報、銃を扱ったアニメなど、 菊川は、セーラームーン、パトレイバー、少女革命ウテナ を中心に深く語ることがあり、時に極端に偏る傾向がある。 2008年4月から、毎週火曜日更新していた。 2008年7月8日の第17回upで通常回は最終回となったが、 2008年8月31日に夏スペシャルをupを本当の最終回としている。 2008年11月25日『少し早めの忘年会スペシャル!!』up 2009年2月13日SFW on the radio・一周年トライアングラ-の第一回UP 2009年2月20日一周年トライアングラ-の第二回UP 2009年2月27日一周年トライアングラ-の第三回UP 2009年8月19日SFW on the radio むにっと解決!スペシャル後編UP コーナー紹介 1.リスナーからメールを募集しているコーナー 【SFWの時間】 【アニメステーション】 【魂の叫び】 【アニソンスピリッツ】 リニューアルコーナー 【魂の叫びEX】 2.SFWメンバーで作るコーナー 【THE BEST3】 【クイズ対戦 アニメアカデミー】 最新回 2009年8月19日 SFW on the radio むにっと解決!スペシャル・後編 放送リスト 2008年 2月18日 第1回UP 2月20日 第2回UP 2月26日 第3回UP 3月04日 第4回UP 3月11日 第5回UP この回よりコーナーによって映像が変化するようになる。 3月18日 第6回UP 初ゲスト「しゃきしゃき」さんが参加。 3月25日 第7回UP この回より番組冒頭のオリジナルアニメーションが始まる。 4月01日 第8回UP 4月07日 番組ブログ開設 4月08日 第9回UP 4月10日 番外編 〔第1回 前編UP〕 4月10日 番外編 〔第1回 後編UP〕 4月15日 第10回UP 4月22日 第11回UP 4月29日 第12回UP 5月06日 番外編第2回UP 5月13日 第13回UP 5月20日 番外編第3回UP 5月27日 第14回UP 6月10日 第15回UP 6月24日 第16回UP 7月8日 第17回up 通常回は事実上最終回。 8月31日 夏スペシャルup 本当に最後の回です。 11月25日 少し早めの忘年会スペシャル!!up 今年最後の回です。 2009年 2月13日 SFW on the radio・一周年トライアングラ-の第一回 2月20日 SFW on the radio・一周年トライアングラ-の第二回 2月27日 SFW on the radio・一周年トライアングラ-の第三回 8月10日 2009年8月10日SFW on the radio むにっと解決!スペシャル・前編 オープニングアニメーション集&エンドロール 7月15日 むにっと解決! ぽりんちゃん!!up 第7回から第17回までのオープニングアニメーションを全て収録してあり、 SFW on the radioのエンドロール映像が見られる バックナンバーリスト http //www.nicovideo.jp/mylist/1484935 番組ブログ http //ameblo.jp/sfwontheradio/ メールフォーム http //www.formzu.net/fgen.ex?ID=P94719736
https://w.atwiki.jp/miutirowa/pages/28.html
1話 【藤井蓮】 ]]|[[ 1話 【櫻井蛍】 ]]|[[ 1話 【遊佐司狼】 004 帰ってきたドラえもん ◆AuHgijPLos 遊佐司狼、ドラえもん 1話 【ラインハルト・ハイドリヒ】 ]]|[[ 1話 【トバルカイン】 ]]|[[ 1話 【ヴィルヘルム・エーレンブルグ】 002 『世界』VS『薔薇』 ◆AuHgijPLos ヴィルヘルム・エーレンブルグ、DIO、野咲祥子 1話 【ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン】 ]]|[[ 1話 【ルサルカ・シュヴェーゲリン】 005 モンスターズ・インク ◆AuHgijPLos ルサルカ・シュヴェーゲリン、世古口司、佐山流美、バーサーカー 1話 【エレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグ】 ]]|[[ 1話 【ロート・シュピーネ】 ]]|[[ 1話 【ウォルフガング・シュライバー】 ]]|[[
https://w.atwiki.jp/animelonif/pages/240.html
083 幸せ砂時計 ◆jk/F2Ty2Ks 経年劣化で脆くなった扉が、鈍い音を立てて開く。 姿を現したのは金髪の男女と、男に担がれて意識を失った状態の、猫耳を付けた少女。名はDIO、食蜂操折、前川みく。 気絶したみくを除く二人は空気の籠もった部屋の中を見渡して、満足げに頷いた。 ここ、能力研究所の地下2階には実験動物用の檻となる、鉄格子で3つに区切られた部屋があった。 『心理掌握』の実験を行うには好都合な場所だと判断したDIOは最奥の牢の扉を開け、みくの体を放り込む。 頭を軽く打ってうう、と声を漏らすみくを心配することもなく、DIOと操折はその脇に座り込む。 「放送を聞いたが、御坂美琴の友人が一人死んでいたな。特別仲がよかった人間かな?」 「さあ、そこまでは。白井さんほど親しくはないんじゃないかしら? 例の、イリヤちゃんの友達も呼ばれてたけど……」 「イリヤスフィールの例を見るに、魔法少女はステッキがなければただの子供のようだからな。スタンド使いや超能力者相手では勝負にもならんだろう」 第一回放送を聴いて、DIOたちが心を動かされるほどの人間の名は呼ばれていなかった。 そもそも、この二人にとって死んだと聞いて心を乱されるような人物は名簿には名を連ねていないのだが。 「ところでペットショップ、って確かDIOさんの」 「ああ、希少価値の高いスタンド使いだった。人間のスタンド使いなら選べる程度には数がいるが、畜生がスタンドを備える例はそう多くない。補充の難しい優秀な門番でもあったのだがな」 (気を落とさないで……って言おうにも傷心力低そうだゾ) DIOは残念そうに失った部下を顧みるが、そこに悲しみは介在しない。 死を超越し、あまりに多くの死をばら撒いてきた吸血鬼にはそういった感情はないのだろうか、と操折は思った。 それはそれとして、とDIOがみくを見下ろしながら操折に語りかけた。 「操折ちゃん、まずは君の読心能力を試してもらおうかな。この女が持つ情報を知りたい」 「それならここへ来る途中に既に済ましてあるわぁ。前川みく、アイドルをやっててお仲間とプロデューサー……元締めみたいな人ね、その四人とこの殺し合いに参加中。 ここに来てから出会ったのはさっきのおチビさん、エドワードだけで、ずーっと温泉に隠れてたみたいねぇ。他の三人のアイドルは同じグループだけど自分だけ別だから心細かったみたい」 「イリヤスフィールの時も思ったがたいしたものだ。わたしが普通の人間ならその情報を直接頭に伝えられるんだろう? 学園都市でも冠絶する能力者というだけはある、本当に心強いよ」 DIOは本心から操折を褒め称える。相手の記憶を覗き見れるスタンド使いは知っているし、彼には彼で食蜂操折にはない強みを多く持つが、 こと情報・心理操作に関して操折の能力を上回るスタンド使いなど想像もつかない。一点特化の一言で終わらせられない、点を越えて面を制圧しかねない能力だ。 操折としても、この能力を羨んだり恐れたりしながらも媚びへつらう人間はごまんと見てきたが、下心をすぐ看破できるそういった連中と違い、妖しげな魅力を持つDIOの言葉は新鮮な喜びを与えた。 頭の中を一から十まで調べつくしてからこの人間は快なり、と見做した者しか身近に置かない操折にとってDIOは危険な爆薬であり、同時に心を刺激する麻薬のような存在だった。 本来ならばこれから行われる実験は、彼女にとって出来る限り避けたい、他者の人格の完全破壊に繋がる凶行となるにも関わらず、操折の精神には揺らぎがない。 しかしその影響をおくびにも出さず、軽口をDIOに返す操折。人格破綻者の伏魔殿、学園都市の闇に浸かりきった彼女は、内面を隠す所作を細胞レベルで習得している。 「お世辞が似合わない人ねぇ。……お次は何をすればいいかしらぁ?」 「そうだな、五感の操作や調節の精密さが損なわれていないかチェックしておこうか。女を起こそう」 言って、みくの細い首に手をかけて締め上げる。DIOはこのまま血を吸い尽くしたい衝動を抑えながら、呼吸を阻害する程度の力を込めた。 「……に゛ゃあ゛ぁっ!?」 「乱暴力MAXねえ、すごい声出したわよこの子」 「だがすぐに起きた。前川みく、今の状況はわかるか?」 「おえっ、っぉえぇえ……にゃっ! こ、ここはどこ! エドワード君は……」 咳き込みながら両手をついて半身を起こすみく。ぼやける視界が金髪の人間を捉えるも、高低差の問題ですぐにその相手が自分の望む者でないと気付く。 混乱する彼女を冷淡に眺めながら、DIOは声色に気を遣うこともなく、みくの疑問に答える。 「エドワード・エルリックは君を見捨てて逃げ出したよ。君にはこれから我々の実験を手伝ってもらう」 「そんなの信じない! エドワード君がそんな……」 「操折ちゃん、彼女の"痛み"に関わる全ての感覚の上限を"気絶しない程度"に抑えてみてくれ」 「はぁーい。……えいっ♪」 操折がリモコンを取り出し、みくに向けてスイッチを押す。 みくは目に星を浮かばせて一瞬硬直し、即座に正気に戻った。 DIOはふむ、と呟いて右腕を振りかぶる。 みくが自分の昏倒に疑問を感じると同時に、その拳は彼女の左足の大腿部に打ち込まれた。 皮を裂き、肉を破り、骨を断ち切る一撃だった。一切の遠慮なく放たれたそれは、アイドルを支える四肢の一つを完全に肉体から喪わせた。 「え……」 「あーあー、これじゃもうダンスも踊れないわねぇ」 他人事のように嘆息する操折の言葉も、みくの耳には入らない。 飴細工がごとく砕けて千切れた自分の足を、体との僅かな繋がりとして残る皮を一息に引き剥がすDIOの無表情もみくの目には映らない。 「もうアイドルとして人前に出られない」という単純な結論に至った自身の思考だけが、みくの頭蓋を占めていた。 直後、生涯で一度も感じたことのない、しかし"耐えられる"激痛がみくを襲う。血が滝のように流れて視界を染め、意識が遠のいていく。 気付いた瞬間には、絶叫と共に地面を転げまわっていた。 「は、ぁあ゛があ゛あっっあ゛ああ!、!ああ゛、ひい゛、ああ゛ああ゛あ。いだ、痛゛ぃぃい゛いいっ! あ゛、し、あ゛ああ!! いや、嫌あ゛ああ゛あああああ゛ああ!!!!!」 「止血をするから暴れないでくれ。このままでは死んでしまうぞ」 人ならぬ膂力でみくを押さえつけるDIOの目には、加虐の悦びも何らかの達成感もない。作業の工程を一つこなし、次の工程に移ろうと手を伸ばすだけだ。 研究所内で調達したケーブルで止血を行いながら、操折に声をかけるDIO。 「ふむ、精密性も健在のようだな。逃げられないようにする為でもあったが、ショック死してしまったら検体が台無しになるところだったな、クックク」 「逃げられないようにするんなら、適当な命令を書きこんだのに。意地力悪いゾっ」 「ハハ、暗示が永続するかどうかというところも試さないといけないからな。もしもの時のために暗示がなくとも動けないようにしたのさ。気を悪くしないでくれ、操折ちゃん」 ぷくぅ、と頬を膨らませる操折にフォローをかけながら、DIOは止血を終えてなお絶叫を上げているみくの髪を掴んで両目を見開かせる。 「後は……眼も潰しておくか。最後に見るものがこのDIOである事を光栄に思うがいい」 「や…めで……えっ、もう、痛いの、いやっぁ…ぁ……ああ゛あ!!」 「あ、待って待ってDIOさん、五感の一つを潰しちゃうと実験の正確力がなくなっちゃうから」 「ふむ? そうか、超能力については学園都市出身の君に一日の長があるからな」 引きつった表情で震えるみくの心境には全く考慮せず、DIOと操折は藹々と語る。 二人にとってみくは既に道具であり、敵意を向ける理由もない存在だった。 DIOはとりあえずの下ごしらえを終え、みくに乱雑に声をかける。 「もうわかっているとは思うが、わたしは君を生かしておくつもりなど微塵もない。一縷の望みや儚い希望に縋るのは勝手だが、いらぬ行動を起こせばそれだけ死を早めることになるぞ。 死んだ後でもその体には使い道があるから別に構わないが、わたし達を助けると思ってもう少し生きてくれると嬉しいんだがね」 「……」 「まあ貴女の決定なんて関係なく強制力を行使するんだけどね」 リモコンから走る信号が、みくの自由意志を奪う。 みくの目からは一瞬で恐怖や悲しみと絶望が消え去り、とろんとした夢見がちな光を帯びていく。 床に力なく横たわり、ぶつぶつと独り言を始めたみくを眺めながら、DIOは操折に尋ねた。 「どんな暗示をかけたのだ?」 「五感で感じる全ての物が好ましく、自分に都合がよいものと思うように改変したわぁ。これなら自分から逃げようとも、自殺しようともしないはず」 「そうか、随分優しいやり口だな。わたしならそんな手間はかけないが、そこが君の美点かな」 揶揄するようなDIOの言葉を薄い笑みでかわしながら、操折はみくを見下ろして心理を分析する。 別に情けをかけたわけではなく、ただ意識を奪うだけでは自分の能力の微妙な変調を見逃すかもしれないと思っての命令の書き込みだった。 操折自身が能力に振り回されないよう完全に己の心理を掌握する事が出来るからこその超能力(レベル5)なのだ。 『心理掌握』の真髄はその精密動作性にあり、洗脳下にある人間とはいえ、ある程度の意識の揺らぎ、波を持たせなければ操作は単調になりすぎるのだ。 ただラジコン人間を作りたいだけなら能力に頼らずとも金や権力で代用できる。操折が誇る『心理掌握』はその格に相応しい万象虚実を操らねばならないと操折は考える。 「……もう少し波が要るみたいだゾ。でもずっとこれと語り合うなんて面倒だしぃ。なにか気を散らすものでもあればいいんだけど、こんな殺風景力高い部屋じゃあねぇ……」 「ああ、それならわたしが外で花でも探してこよう。操折ちゃんはわたしの寝台……棺桶のようなものを探してくれないか?」 「え?」 操折が目を丸くする。DIOが花を摘む姿を想像したのもあるが、外には既に日が射しているのだ。 DIOが太陽の光にアレルギーという事は聞いていた操折の困惑はもっともな物だったが、DIOは事も無げに一言だけ告げると、部屋を出て行った。 「なに、わたしも少し実験をね」 みくの足を片手に去るDIOを心配げに見送りながら、操折は研究所の探索を開始した。 「……それにしても棺桶で寝るって、吸血鬼力ハンパないわねぇ」 ◇ 結論から言うと、DIOの行った"実験"は成功した。 慎重に突き出した腕は日光を浴びても灰化することなく、徐々に乗り出した体は心地よい疲労を感じている。 帝具・修羅化身グランシャリオを身に纏ったDIOは実に100年ぶりに、朝日が射す町並みを闊歩していた。 「とはいえ特別感慨深くもないな……花も集めた事だしさっさと戻るとするか」 かって英国紳士として磨いたセンスで集めた野に咲く花は、黒き修羅の手に持たれていても映える美しさだった。 成果に満足しながら、DIOは帰路を急ぐ。血を吸い尽くしたみくの左足は既に捨てている。 全身を覆う鎧は日光を完全に遮断していたが、同時にDIOの体力を少しずつ奪う呪具でもあった。 ただ移動するだけなら問題はないが、長時間の戦闘は困難でありこの状態で『世界』をフル活用するのは自殺行為だろう。 「……む?」 DIOの視界に、見慣れない物が入ってくる。 車道を移動する、とても人間が乗り込めそうにないサイズの機械と、並走する黒猫。 黒猫は驚くべきことに時折人語を発しながら、マスコットのような風貌の機械に猫パンチを繰り出していた。 「ええい、何度逃げれば気が済むんだ! 止まれ!」 『巡回中です、巡回中です。市民の皆さんは色相のチェックを怠らず、健康な生活を送りましょう』 「このDIOが目覚めた時代にもあんなものは走っていなかった」 身を隠しながら機械と猫を監視するDIO。学園都市の発展ぶりは操折から聞いていたが、それでも実際に目にすると驚きはある。 だがその後ろから、参加者と思しき人影が姿を見せた瞬間、DIOは冷静に行動した。 建築物の隙間を縫って彼らに接近し、普通に声をかける。 その当たり前の行動を、警戒している相手に気付かれずに行うことで、有利に事を運ぶのを狙ってのことだ。 「やあ」 「っ……!? その姿は……」 スーツを着こなす金髪の男は、突如現れた修羅を見てディバックに手を伸ばし、ペットボトルを取り出す。 が、すぐに思い直してペットボトルを一本の銃に持ち替えた。 男の名はノーベンバー11。契約者であり、常に合理的な行動を取る彼は、目の前のDIOが纏う鎧が自身の所持する悪鬼纏身インクルシオと同種のものであると即座に見抜いていた。 そしてそれに対抗する為にはインクルシオを用いた上で銃……ドミネーターを効果的に使うことが最低条件である、と理解しての行動。 DIOを照準して掲げられたドミネーターは犯罪係数の測定を行うことなく瞬時にデストロイ:デコンポーザー形態に変形する。 ノーベンバー11にしか聞こえない機械音声は、DIOを人間ではなく脅威判定として認識する旨を告げた。 舌打ちするジャック。これでは一発撃っただけでこの武器は使い物にならなくなる。かわされれば終わりだ。 黒猫は押し黙り、機械は何処かへ去っていく。沈黙を破るように、DIOが語りかける。 「わたしの名はDIO。君の名前を教えてはくれないだろうか?」 「……私はジャック・サイモン。MI6のエージェントを勤めています」 確かにジェームズ・ボンドのイメージがあるな、とDIOは笑い、偽名であると気付きながらそれに言及せず情報交換を持ちかける。 すぐに襲い掛からないのは、日の射している中での戦闘は不慮の事態を招く可能性もあると考えての安全策である。 肉の芽を打ち込むのは、能力に制限がかかっている以上乱用は避け、それが必要と明白かつ有用な相手のみに行うとも決めていた。 既に実験材料が確保できている今、特段荒事に走る必要もないとのDIOの考えに便乗し、ノーベンバー11は自ら指定した建物の中での対話を条件に承諾した。 彼としても、インクルシオの使用は現状最悪の一手だったのだ。二人の利害は偶然に一致していた。だがノーベンバー11の方は、DIOにはない危機感を覚えている。 (さて……この悪寒とよからぬ予感を現実のものにしないようにしなければ、な) 黒猫を掴み上げて手近な建物に歩くノーベンバー11の背には、じっとりと冷や汗が浮かんでいた。 ◇ 「……スタンド使いに超能力者。あのお嬢さんは猫ちゃんの話通りで魔法少女! 貴方はそれに類する人間も知ってる、という事でいいのかな?」 「君のいう契約者、なる概念は初耳だ。お互い未知の物を知ることはいいことだと思わないかね」 「とても信じられない、というのが本音ではあるが……目の当たりにした諸々を統合すると、まあ同感ではあるかな」 ノーベンバー11が選んだのは無人のファーストフード店。 グランシャリオを解除したDIOは陽の入らない位置で背を壁に預けながら、ノーベンバー11と情報を交換し終えた。 DIOの紳士的な態度はノーベンバー11から見ても完璧なものであり、人間関係はつつがなく構築される。 しかしノーベンバー11は自分の目的を優先し、DIOから受けた同行の誘いを断った。 DIOとしても、自分と同じタイプの帝具を持ち、未知の能力を持つ男を手元に置いておきたい欲求はあった。 だが、彼とは表向きの友好関係を築いておいて、イリヤのように自分を信用する勢力の一つとして放置したほうが良いともDIOは考えていた。 「先ほどのロボットからは全く情報を得られなかったが、あれが貴方の仲間……ミサキの住んでいた街のものならば、彼女が見れば何か分かるのかもな」 「この殺し合い、ただ参加者の数を減らしながら生き残るだけでは最後に大きな壁にぶち当たる。武器となる情報は集めるにこしたことはないからな」 怜悧に語るDIOの物腰を見て、ノーベンバー11は内心で胸を撫で下ろす。 グランシャリオを着込んでいたというのにまるで疲労の色を見せていないのは、DIOが自称する吸血鬼という肩書きが真実だからだろうか。 『スタンド』という能力の圧倒的な威圧感から見ても、もし戦闘に及んでいれば劣勢は免れなかっただろう。 「ところでジャック、君の知り合い……黒といったかな。本当に地獄門に来るのだろうか?」 「彼は私と同じ契約者だから、思考も私と似通った物になると思うのだが」 「常に合理的な行動を取る、か。自分の知るそれと全く違う地理の地図を見て、とりあえず知っている名前の場所に向かう行動が合理的かどうかは置いておいて……。 君を見る限り、契約者というのがそれほどパターン化された、機械のような人間とはわたしには見えないのだがね。分かったよーな事を言っていると思うだろうが」 「……」 黒は言うまでもなく、ノーベンバー11もまた、その最期には非合理的な行動を取ったと自覚している。 ならば真っ直ぐ地獄門に向かうよりも今のように積極的に他の参加者に接触して黒……BK201の情報を集めた方が合理的かもしれない。 考え込むノーベンバー11に、DIOは一つの提案を行う。 「わたしの方でも黒という男を探してみるが……君が先ほど話していたステッキを使わない魔法少女、佐倉杏子といったか。興味があるので彼女に会ったら能力研究所に誘導してはもらえないか?」 「それは構わないし、あのお嬢さんを引き受けてくれるのは助かるが……あの子が私の誘導にかかるかどうか」 「この黒猫をわたしに奪われたとでもいえばいい。傷心の女の子が仲間にいてね、その慰み役をやってもらおう」 「人を物のように扱ってくれるな、どいつもこいつも。だが私としてもこの男と一緒にいるよりは楽しそうだ」 猫(マオ)の前足を持ち上げながら提案したDIOに、ノーベンバー11は僅かに逡巡する。 大事な猫質としての用途はDIOに杏子を丸投げしてお役ごめんとできるにしても、BK201との繋ぎ役がいなくなるのは惜しい。 こちらにももう一つ、メリットが欲しい。DIOが許容しうる程度のメリットが……。 「……貴方の持つグランシャリオというコスプレを私のインクルシオと交換してもらえるならば、猫ちゃんは譲渡してもいい」 「説明書を見る限り、インクルシオはグランシャリオの原型機で、使いこなせれば後継機より性能は上だと書かれているが、いいのかね?」 「爆発力より安定性だよ。……なにより、デザインがいい。白ばかりでは味気ない、たまには黒いスーツを着るのもいいさ」 「了承だ、ジャック。わたしは仲間を待たせているのでこれで失礼するが、しばらくは能力研究所に逗留しているからいつでも訪ねてきてくれ」 インクルシオを事も無げに装着し、DIOは店を立ち去った。 ノーベンバー11もまた、店内で水を発見しペットボトルに補充してから外に出る。 「さて……DIOという男との誼、吉と出るか、凶と出るかな……」 警戒心を抱く要素など微塵もない会合だったにも関わらず、ノーベンバー11はDIOを完全に信頼する事が出来ない。 それはどれだけ完璧に振舞ってもDIOがその悪性を隠すことは出来ず、またノーベンバー11に熟成した善性が備わっている証左でもあった。 【F-2/1日目/朝】 【ノーベンバー11@DARKER THAN BLACK黒の契約者】 [状態]:インクルシオを装備した事による疲労(中)、黒にエイプリルを殺された怒り? [装備]:ドミネーター@PSYCHO PASS-サイコパス- [道具]:基本支給品一式、狡噛のタバコ&ライター@PSYCHO PASS-サイコパス-、 帝具・修羅化身グランシャリオ@アカメが斬る!、ロックの掛かったドミネーター×1@PSYCHO PASS-サイコパス- [思考] 基本方針:契約者として合理的に判断し行動する。今の時点で殺し合いに乗る気はない。 0:地獄門を目指す?その過程で拠点を確保する。 1:参加者と接触し情報を集める(特に黒、銀)。 2:極力戦闘行為は避け、体力を温存する。 3:黒と出会った場合は……。 4:万に一つ、佐倉杏子が自分を追跡して対峙した場合はDIOの事を伝えて逃げる。 [備考] ※死亡後からの参戦です。 ※黒の契約者第23話から流星の双子までの知識を猫視点で把握しました。 ※杏子と猫の情報交換をある程度盗み聞きしています。 ※修羅化身グランシャリオはインクルシオよりは相性が良く、戦闘にも無理をしなければ耐えられます。 ◇ 「にゃああああ!!! 猫ちゃんだにゃあ……にゃかまぁぁぁ!!!!」 「花も飾っておくぞ」 「きれい!!!」 猫(マオ)を抱きしめながら陶酔の表情を浮かべ、だらしなく開いた口から涎を垂らすみく。 研究所に戻ったDIOは入り口で待ち構えていた操折と合流し、地下室に戻った。 やはりみくは逃げ出すことなどせず、喜怒哀楽のうち"楽"以外の全てを失ったかのようにリラックスしていた。 「あの黒猫は人語を喋るようだったからか、動物には効かない心理掌握も効果を発揮しているようだな」 「考えは読めないけどねぇ。こんな生き物相手は初めてだから演技をしてたらわからないゾ」 「扉に外から鍵をかけておけばあの猫では破ることもこじ開けることもできまい。問題はない。変な物を頭につけているからまさかと思ったが、 アレはやはり猫が好きらしいな。死体を使ってわたしの能力の実験をするときに、あの猫と繋げでもしてみようか」 (……まさか、このような悪党だったとはな。この少女は虜囚というわけか) 大人しくみくの相手をしている猫(マオ)には、操折の危惧通り『心理掌握』は効果を発揮していない。 だが逆らっても即座に殺されるだけだと悟り、あえて相手の思惑に乗って動いていた。 (蘇芳……) 放送で名を呼ばれた、自分の飼い主だった者のことを思い出す。 彼女ならば、みくを助け出そうとしていただろう。それならば、自分とてそう倣うべきだ。 チャンスを待つ。猫(マオ)はその時のために、少しでもみくを元気付けようと他愛もない言葉を交わしていた。 「……ところでDIO、棺桶は流石になかったんだけど、代わりになりそうな物は3階の貴賓室にあったわぁ」 「ほう、案内してくれ」 「にゃああ……エドワード君、逃げたのは怒らないからまた会いたいにゃ~早く会いたいにゃあ~……プロでゅ~さ~……」 檻に閉じ込められ、幻覚を見るかのように視線を泳がせるみくを放置して、二人は地下を後にした。 貴賓室にある棺桶の代用品とは、高級品のロッカー。蓋を閉めればなるほど日の光も防げるだろう。 上部に横線型の穴があるのが気になるが、室内ならば窓やカーテンを閉めれば問題にはならない筈だ。 「……まあ出先だ、選り好みもできないな」 「この辺りが研究施設の集まりなら、捜索力発揮すれば火葬場くらいはあるんだろうけどねぇ。出かけてきましょうか?」 「いや、そこまですることはないさ。君は好きな部屋を選んで休んでいてくれ。たまに前川みくの経過観察と他の心理操作の実験だけはしてほしいがね」 「ええ、もう休むところは決まってるわぁ」 DIOはロッカーを軽々と持ち上げる。最上階の研究所長室で休むよ、と言い残して貴賓室を出て行くが、操折は後ろから付いてくる。 気にせず階段を上るDIOだったが、結局所長室まで、操折はどの部屋にも入らず同道した。 ロッカーを横に置き、DIOは「どうした」と問う。操折が「好きな部屋でいいって言うから」と返す。 溜息をついてロッカーに入るDIO。僅かに部屋に入る陽の光を遮るように、上気した操折の身体がロッカー上部の覗き穴に近づく。 「DIO、貴方の寝顔を間近で見てみたいゾ。えっちな意味ではなく、私の上に立つ人の素の顔を、ね」 「その為にこれを選んだのではないだろうな……まあ、好きにするがいい」 「ふふ、おやすみなさい」 寝ている間であろうが、何をしても操折にはDIOを殺すことは出来ない。 そう確信しているからか、DIOは少女の悪戯心を許した。 年端も行かない小娘に潤んだ目で見られて欲情するほど、DIOの精神は若くもない。 不快な思いのまま眠りにつくなど、慣れ親しみすぎて不快ですらなくなったくらいだ。 操折の有用さを考えれば、これくらいでクビを切るほどのこともあるまい。 ふと、放送で広川が語った言葉を思い出した。 ―――身体の構造上、首輪を外せる術を持っていると思い込んでいる者がいるようだが、当然ながらそれにも対策は講じてある。 無意識に、手を首筋に伸ばす。 かって、自らの首を切断した瞬間の屈辱を思い出す。 かって、新しいボディを手に入れた瞬間の虚しさを思い出す。 どちらも、取るに足りないことではあったが。 ―――試すのは勝手だが、そのことを頭の片隅においておいてほしいとだけ言っておこう。 「余計な心配だ」 漏れた言葉に? と首を傾げる操折を気にもかけず、DIOは眠りについた。 【F-2 能力研究所/屋上所長室/1日目/朝】 【DIO@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ】 [状態]:睡眠 [装備]:悪鬼纏身インクルシオ@アカメが斬る! [道具]:ディパック×1 基本支給品×1 [思考] 基本:生き残り勝利する。 0:邪魔が入らなければ夕方まで寝る。 1:ジョースター一行を殺す。(アヴドゥル、ジョセフ、承太郎) 2:花京院との合流。 3:昼間動ける協力者が欲しい。(杏子に興味) [備考] ※禁書世界の超能力、プリヤ世界の魔術、DTB世界の契約者についての知識を得ました。 ※参戦時期は花京院が敗北する以前。 ※『世界』の制限は、開始時は時止め不可、僅かにジョースターの血を吸った現状で1秒程度の時間停止が可能。 ※『肉の芽』の制限はDIOに対する憧れの感情の揺れ幅が大きくなり、植えつけられた者の性格や意志の強さによって忠実性が大幅に損なわれる。 ※『隠者の紫』は使用不可。 ※悪鬼纏身インクルシオは進化に至らなければノインテーターと奥の手(透明化)が使用できません。 【食蜂操折@とある科学の超電磁砲】 [状態]:額に肉の芽、『上条当麻』の記憶消失。 疲労(中)、御坂に対する嫉妬と怒り 心理掌握行使可能人数:2/2名(イリヤへの能力行使が解除され次第、1名分回復) [装備]:家電のリモコン@現実 [道具]:ディパック×1 基本支給品×1 [思考] 基本:生き残り脱出する。 1:DIOに自分を認めさせ、生還する。 2:みくで能力の制限を把握する。 3:次に御坂と会ったときは……。 [備考] ※参戦時期は超電磁砲S終了後。 ※『肉の芽』を植えつけられた事によりDIOに信頼を置いているが、元々他者を信用する神経を持ち合わせていない事もあり、 毎時毎分DIOへの信頼は薄まっていく。現時点で既に「行きつけの店のカリスマ美容師」に対する程度の敬意しかないようだ。 ※『心理掌握』の制限は以下。 ・脳に直接情報を書き込む性質上、距離を離す事による解除はされない。 ・能力が通じない相手もいる(人外) ※定義は書き手氏の判断にお任せします。 ・読心、念話には制限なし。 ・何らかの条件を満たせば行動を強制するタイプ(トリガー型)の洗脳は8時間で解除される。 ・感覚、記憶などに干渉して常時効果を発揮するタイプ(常時発動型)の洗脳は6時間で解除される。 ・完全に相手を傀儡化して無力化するのは、2秒程度が限界。 ・同時に能力を行使できる対象は二人まで。 一人に能力を行使すると、その人物の安否に関わらず2時間、最大対象数は回復しない。 【F-2 能力研究所/地下室/1日目/朝】 【前川みく@アイドルマスター シンデレラガールズ】 [状態]:左足の太ももから下を喪失(処置済)、疲労(大)、『心理掌握』下。 [装備]:猫耳 [道具]:猫@DARKER THAN BLACK 黒の契約者 [思考] 基本:生きて帰りたい。 0:にゃあああ~~ 1:エドワード君~~ [備考] ※エドワード・エルリックの知り合いについての知識を得ました。 ※登場時期はストライキ直前。 【心理掌握による洗脳】 ※常時発動型 6/6時間経過 『五感で感じる全てを好ましく、自分に都合がよいものと認識する(喜怒哀楽のうち、"楽"以外の感情が全く発達しなくなる)』 時系列順で読む Back あこがれ 愛 Next 白色の爆弾 投下順で読む Back あこがれ 愛 Next 白色の爆弾 072 鋼vs電撃vs世界 DIO 095 STRENGTH 食蜂操祈 前川みく 075 アンバーリファイン ノーベンバー11
https://w.atwiki.jp/newani4/pages/450.html
fool ◆NiwQmtZOLQ C-6、ホテル。 そこに目を向ける人間は、その段階では誰一人いなかった。 そもそも、目立つ位置にあるのならともかく、会場の片隅にポツリと点在しているだけの宿泊施設は、わざわざ目を向けるような場所ではない。 そして、地下通路の出口という現状でこの施設が大きく注目される唯一の理由も、地下通路を知っている人々が悉く遠くにいたり地上に上がっていたりと、ホテルから目を離す一方。 そのホテルがあるC-6の周辺のエリア、という観点で見ても、そこには生存している参加者の影も形も見えぬ有様だった。 ─────唯一、その男を除いては。 あれから。 DIOは、とことん上機嫌だった。 娯楽室にある様々な遊び道具、その全てで快勝に次ぐ快勝を繰り返したのだ。 ダーツやビリヤードでは、精密性に長ける『世界』によってブルズアイを連発し高得点の球を次々の沈め。 NPCと戦うレースゲームでは、道無き道を踏破し堂々の一位。 ゾンビを射撃するゲームに至っては、その程度の恐怖を全く怖れる筈のない帝王にとってはただの的当てゲームに変わりない。 そうして、ただひたすらに遊び尽くすこと、実に三時間。 午後四時を告げた時計を一瞥し、次にこの四時間に歩き回り続けた娯楽室を見渡す。 「………ククク………」 帝王の口からは、自然に笑いが漏れる。 まるで、何かに圧倒的な勝利を収めた後のように。 「アーッハッハッハッハッ!!」 漏れた笑いは、数秒後には高笑いに変わる。 その表情は、その声音は、DIOの圧倒的な自信に裏打ちされたそれ。 暫くその笑いが続いた後、勝ち誇った表情を浮かべ、DIOは高らかに言い放った。 「遂に、このDIOがッ!この部屋のゲーム全てを制覇したッ!」 ─────そう。 苦節四時間、遂にやり遂げたのだ。 このホテルの娯楽室に備え付けられた全ての遊具において、DIOは頂点を手にしていた。 ランキングがあるものは全て一位にDIOの名前があり、どれも二位以下とは圧倒的な差を着けている。 スコアも考えられる限りほぼ最高で、恐らくはかなりのゲームの達人でもなければ抜かす事は出来ないだろう。 クレーンゲームの中は伽藍の堂と化し、エアホッケーでは有り得ない点数差がでかでかと表示されている。 対戦できるAIはどれも故障し、唯一DIOの席に圧倒的勝利の痕跡が残っているだけ。 まさに、完全制覇。 帝王の力をまざまざと見せつけるに足りるだけの光景が、そこには広がっていた。 満足そうな表情で頷いていたDIOは、しかしその次の瞬間己の頬を伝う汗に気付く。 思えば、散々にヒートアップしてしまった。 汗を掻く程に盛況していたとは思わなかった。 折角すっきりした体も、再び汗によってところどころベタついている。 「ふう…しかし、ここまでこのDIOを梃子摺らせるとはな。汗もそれなりに掻いた…丁度いい、もう一度風呂にでも入るとしよう」 ─────DIOがこんなにも疲れているのには、勿論理由がある。 そして、勿論それはAIの故障ともつながっている。 簡単に言えば、『世界』での時間停止を用いたイカサマをやりまくったのだ。 ゾンビに不意を突かれれば時を止め。 スロットで目押しをする為に時を止め。 モグラ叩きで取り逃がしそうになれば時を止め。 その他にも100人が見れば100人がイカサマだというだろう手段を一切惜しみ無く使って、DIOはこの遊戯場を完全に制覇するに至ったのだった。 その代償が、遊戯を楽しんだだけとは思えない疲労感。 もし『世界』がなければ、DIOがここまで制覇する事が出来たかは─────誰も知る由もない。 風呂から上がったDIOが次にした事は、厨房を漁る事だった。 尤も、廃棄された食料を漁るようなそこら辺のマダオと同じ真似をする帝王ではない。 あくまで上品に、100年前のジョースター家に居た頃のような振る舞いで、大型の冷蔵庫の中を覗く。 取り出したのは、所謂つまみ─────その中でも超高級なものだけ。 その内の一つである生ハムを一つ口にしながら、帝王は上機嫌な様子で厨房を出た。 ホテル全体の案内図を見て、どこが適切かを考える。 やって来たのは、バルコニー。 しっかりと天井が設置されており、日光に晒される事は無い。 差し込む陽光も計算し、直射日光が当たる余地がないであろう場所にDIOは陣取った。 テーブルにつまみを置き、優雅に足を組んで悠然と備え付けの椅子に座る。 ホテルの質が高いからか、それなりに良い椅子の座り心地に癒されながら、DIOは笑う。 「ンッンー……実に!スガスガしい気分だ!歌の一つでも歌いたいくらいにハイな気分だァ~~ッッ!」 改めて現状を鑑みれば、その感想が出て来たのは必然だった。 ポルナレフと花京院は死んだ。 残る憎き敵は承太郎と、ここには呼ばれていないジョセフとアヴドゥル。後はイギーとかいう犬コロだけだ。 更に、こちらにはまだヴァニラ・アイスという最強の狂信者、そしてしっかりと為すべき事を為す事が出来る男、ホル・ホースがついている。 花京院とポルナレフが死んだ今、承太郎は孤独。それに対して、未だ欠けていないこちらの勢力。 更には、こちらは「未来」を知っているというアドバンテージまで持っている。 仮に空条承太郎のスタープラチナが本来の歴史と同じように「時の止まった世界」に入門したとしても、不意を突かれるなどありはしない。 そして、不意を突かれなければ、本来の時間停止の使い手であるこのDIOと『世界』が承太郎の『スタープラチナ』如きに負けるはずがない。 どちらが有利か、どちらが勝利を収めることが出来るのか─────最早、決まったようなものだ。 「ここまで優位に立ってしまうと、ついつい承太郎に同情の一つでもしたくなってくるというものだなァ~?」 そう呟きながら、懐から青いカードを取り出す。 その中から取り出したのは、血のように真っ赤な赤ワイン。 ─────酒、飲まずにはいられないッ! こんな時に好きなだけ飲まずして、いつ飲むと言うのだッ! それは、吸血鬼となる前のあの時とは違う。 圧倒的な優越感、そして帝王の余裕からなる美酒を愛でる時間だ。 あの愚かで惨めな、父親とは認めたくもない存在とは大きく違う─────それが今の自分、帝王となったDIO。 「やはり、このDIOにはこのような最高級のワインが似合うとは思わんか?」 誰に言うでも無くそう零しながら、厨房から持ってきていたワイングラスへとワインを注ぎ、一息に呷る。 人間の血とはまた違った風味に満足感を抱き、更にもう一杯グラスに注いだ。 つまみも幾つか同時に口に放り込み、ジョースター家での豪勢な食事を思い出して、僅かな懐かしみと今はそれより上にいるという優越感が更に増長させた旨味に舌鼓をうつ。 それを何度か繰り返し、やがてボトルは空っぽになった。 「フム…………これだけでは足りんなぁ?」 更に青カードを振り、ボトル数本を取り出しておく。 それをひたすら飲み、たまにつまみの補充をする為に席を立つ。 そうやって、ひたすらに悦に入る行為を繰り返しているうちに─────時間は進み、段々と日が傾いてきていた。 ─────そう、西日が差し込みつつあったのだ。 既に時刻は午後五時を回り、既に太陽は沈みかけ。 そして。 DIOがいた場所が、彼が選択した場所がそこでさえなければ、彼は辛うじて事なきを得ていたことだろう。 確かに、DIOが選んだその場所は直射日光が当たるとは思えないような場所。 その判断は全く間違っていなかったのだが─────一つだけ、彼が考慮しなかった事実がある。 それは、そのバルコニーが、併設されたプールを一望できるという構造になっており、手すりがガラス張りになっていたこと。 そして、これまでは上から差し込んでいた光が、よりその入射角を拡げてプールの水面に反射する。 すると、どうなるか。 ─────当然、反射した光が、バルコニーにも届くようになる。 それまでは上手く日陰の部分になっていたそこに、唐突に反射した日光が差し込み出す事となったのだ。 気付いたのは、何となく立ち上がったその瞬間。 奇妙な感覚が不意に体を襲ったと思うと、DIOはその場に崩れ落ちていた。 「な…………!?」 倒れこむ事で、辛うじてそのままダルマ落としのように溶かされていくのは免れた。 だが、何よりも彼が驚いたのは突然の日光。 出処はどこだ、隠れなければ、そんな思考がぐるぐると渦巻く。 もし彼が酒を飲まず、アルコールが回っていなければ、より冷静に復帰の方法を考えることができたかもしれない。 しかし、判断能力が鈍っていたDIOが選択した行動は、床を壊して隠れるという安易なもの。 勿論、この時点で彼の脳内から「現在地はバルコニーである」という事実は微塵も残っていない。 「何ィィィィィ!?」 次にその事実を思い出したのは、壊し抜けた床のその下を見た時だった。 このまま落ちれば、太陽が直にこの身に当たる事となる。 そうなれば、吸血鬼たるDIOの身体は粉微塵となって消え去る定め。 どうにかならないか、と必死にアルコールで鈍りに鈍った頭脳を巡らせて。 ─────けれど、全ては遅かった。 えんりょなく迫る日向が、すぐ目前に迫り。 いちも二も無く身を引くも、もう遅い。 プールに反射した日光によって、彼の体の様々な部分がボロボロと崩れていく。 リンゴ─────上階に備え付けられていたフルーツの一つ─────も落下し、共に落ち行くそれに更なる危機感を覚え、それでも辛うじて掴まる事に成功し。 るり色の美しい彫刻は脆く、焦った世界の力加減によって無残にも砕け散った。 ふ、と吐いた息が、は、と有り得ない物を見たという驚愕の息に変わる。 ウソだ、まさか、と言葉を零し。 るり色の破片が、最後に日光を浴びて一際強く輝いた。 「バカな…このDIOが…このDIOがぁ~~~~!!」 そうやって。 邪悪の化身DIOは、あまりにも呆気なく。 自らの慢心に呑まれ、その身体を灰燼に帰した。 【DIO@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 死亡】
https://w.atwiki.jp/oper/pages/2417.html
ATTO V Scena Prima IRO O dolor! O martir! Che l alma attrista! O mesta rimembranza di dolorosa vista! Io vidi i Proci estinti, i Proci furo uccisi. Ah! Ah, ch io perdei le delizie del ventre e della gola! Chi soccorre il digiun, chi lo consola? Oh flebile parola! I Proci, Iro, perdesti, i Proci, i padri tuoi! Sporga pur quante vuoi lagrime amare e meste, ché padre è chi ti ciba e chi ti veste. Chi più della tua fame satollerà le brame? Non troverai, no, no, non troverai chi goda empir del vasto ventre, l affamate caverne! Non troverai, no, no, chi rida del ghiotto trionfar Della tua gola! Chi soccorre il digiun, chi lo consola? Infausto giorno a mie ruine armato! Poco dianzi mi vinse un vecchio ardito, or m abbatte la fame, dal cibo abbandonato! L ebbi già per nemica l ho distrutta, l ho vinta. Or troppo fora vederla vincitrice. Voglio uccider me stesso e non vo mai, mai ch ella porti di me trionfo e gloria! Che si toglie al nemico ha gran vittoria! Coraggioso mio core, mio core coraggioso, Vinci il dolore! E pria ch alla fame nemica egli soccomba, vada il mio corpo a disfamar la tomba. Scena Seconda (Discendi ombre de Proci ed Mercurio) (Scena perduta) Scena Terza (Reggia) Sinfonia MELANTO E quai nuovi rumori, e che insolite stragi, e che tragici amori? Chi fu l ardito che osò con nuova guerra, la pace intorbidar ch hai tu negli occhi, e trar disfatti a terra que tempii che ad Amor furono eretti in que focosi petti? PENELOPE Vedova amata, vedova regina, nuove lagrime appresto. In somma, all infelice ogni amore è funesto! MELANTO Così all ombra de scettri anco pur sono malsicure le vite! Vicine alle corone son le destre esecrande anco più ardite. Scena Quarta EUMETE Forza d occulto affetto raddolcisce il tuo petto. Chi con un arco solo, isconosciuto, diede a cento morti il duolo, quel forte, quel robusto, che domò l arco e fe volar gli strali, colui che i Proci insidiosi e felli valoroso trafisse, rallegrati, regina, egli era Ulisse! PENELOPE Sei buon pastor, Eumete, se persuaso credi contro quello che vedi. EUMETE Il canuto, l antico, il povero, il mendico, che co Proci superbi coraggioso attaccò mortali risse, rallegrati, regina, egli era Ulisse! PENELOPE Credulo è il volgo e sciocco, è la tromba mendace della fama fallace. EUMETE Ulisse, Ulisse io vidi, sì, sì! Ulisse è vivo, è qui! PENELOPE Relatore importuno, consolator nocivo! EUMETE Dico che Ulisse è qui. Io stesso il vidi, e l so. Non contenda il tuo "no" con il mio "sì" Ulisse è vivo, è qui. PENELOPE Io non contendo teco perché sei stolto e cieco. Scena Quinta TELEMACO È saggio, Eumete, è saggio! È ver quel ch ei racconta. Ulisse, a te consorte ed a me padre, ha tutte uccise le nemiche squadre. Il comparir sotto mentito aspetto, sotto vecchia sembianza arte fu di Minerva, e fu suo dono. PENELOPE Troppo egli è ver, che gli uomini qui in terra servon di gioco agli immortali dèi. Se ciò credi, ancor tu lor gioco sei. TELEMACO Vuole così Minerva, per ingannar con le sembianze finte gl inimici d Ulisse. PENELOPE Se d ingannar gli dèi prendon diletto, chi far fede mi puote che non sia mio l inganno, se fu mio tutto il danno? TELEMACO Protettrice de Greci è, come sai, Minerva, e più che gli altri Ulisse a lei fu caro. PENELOPE Non han tanto pensiero gli dèi, lassù nel Cielo, delle cose mortali. Lasciano ch arda il foco e agghiacci il gelo figlian le cause lor piaceri e mali. Scena Sesta (Marittima) MINERVA Fiamma è l ira, o gran dea, foco è lo sdegno! Noi sdegnose ed irate, incenerito abbiam di Troia il regno. Offese da un troian, ma vendicate! Il più forte fra Greci ancor contende col destin, con il fato Ulisse addolorato. GIUNONE Per vendetta che piace ogni prezzo è leggero. Vada il troiano impero anco in peggio di polvere fugace! MINERVA Dalle nostre vendette nacquero in lui gli errori delle stragi dilette son figli i suoi dolori. Convien al nostro nume il vindice salvar, placar gli sdegni del Dio de salsi frutti. GIUNONE Procurerò la pace, ricercherò il riposo d Ulisse glorioso. MINERVA Per te del sommo Giove e sorella e consorte s aprono nove in Ciel divine porte. Scena Settima GIUNONE Gran Giove, alma de dèi, Dio delle menti, mente dell universo, tu che l tutto governi e tutto sei, inchina le tue grazie a prieghi miei. Ulisse troppo errò, troppo, ahi, troppo soffrì! Tornalo in pace un dì fu divin il voler che lo destò. Ulisse troppo errò. GIOVE Per me non avrà mai vòta preghiera Giuno, ma placar pria conviensi, lo sdegnato Nettuno. Odimi, odimi, o Dio del mar! Fu scritto qui, dove il destin s accoglie, dell eccidio troiano fatal punto. Or ch al suo fine il destinato è giunto, sdegno otioso un gentil petto invoglia. Nettun, pace, o Nettun! Nettun, perdona il suo duolo, il suo duolo, al mortal ch afflitto il rese. Ecco scrive il destin le sue difese, non è colpa dell uom se il Cielo tuona. NETTUNO Se ben quest onde frigide, son ben quest onde gelide, mai sentono l ardor di tua pietà. Nei fondi algosi ed infimi, nei cupi acquosi termini, il decreto di Giove anco si sa. Contro i Feaci arditi e temerari, mio sdegno si sfogò; pagò il delitto pessimo la nave che restò. Viva, viva felice pur, viva Ulisse sicur! CORO IN CIELO Giove amoroso, fa il Ciel pietoso nel perdonar. CORO MARITTIMO Benché abbia il gelo, non men del Cielo pietoso è il mar. I DUE CORI Prega, mortal, deh, prega, ché sdegnato e pregato, un Dio si piega. GIOVE Minerva, or fia tua cura d acquetar i tumulti de sollevati gli Achivi, che per vendetta degli estinti Proci pensano portar guerra all itacense terra. MINERVA Rintuzzerò que spirti, smorzerò quegli ardori, comanderò la pace, Giove, come a te piace. Scena Ottava (Reggia) ERICLEA Ericlea, che vuoi far? Vuoi tacer o parlar? Se parli tu consoli, obbedisci se taci sei tenuta a servir, obbligata ad amar. Vuoi tacer o parlar? Ma ceda all obbedienza la pietà non si dee sempre dir ciò che si sa. Medicar chi languisce, oh, che diletto! Ma che ingiurie e dispetto scoprir l altrui pensier! Bella cosa talvolta è un bel tacer. Bel segreto taciuto tosto scoprir si può, una sol volta detto celarlo non potrò. Ericlea, che farai? Tacerai, tu? Insomma, un bel tacer mai scritto fu. Scena Nona PENELOPE Ogni vostra ragion sen porta l vento. Non ponno i nostri sogni consolar le vigilie dell anima smarrita. Le favole fan riso e non dan vita. TELEMACO Troppo incredula! EUMETE Incredula troppo! TELEMACO Troppo ostinata! EUMETE Ostinata troppo! TELEMACO E più di vero. EUMETE Di vero è più che l vecchio arciero Ulisse fu. TELEMACO Eccolo, che sen vene e la sua forma tiene. EUMETE Ulisse, egli è! TELEMACO Eccolo affè! Scena Decima (Sopraggiunge Ulisse in sua forma, e detti) ULISSE O delle mie fatiche meta dolce e soave, porto caro, amoroso dove corro al riposo! PENELOPE Fermati, cavaliero, incantator o mago, di tue finte mutanze io non m appago! ULISSE Così del tuo consorte, così, dunque, t appressi a lungamente sospirati amplessi? PENELOPE Consorte io sono, ma del perduto Ulisse. Né incantesmi o magie perturberan la fé, le voglie mie. ULISSE In onor de tuoi rai l eternità sprezzai; volontario cangiando e stato e sorte, per serbarmi fedel son giunto a morte. PENELOPE Quel valor che ti rese ad Ulisse simile, care mi fa le stragi degli amanti malvagi. Questo di tua bugia il dolce frutto sia. ULISSE Quell Ulisse son io, delle ceneri avanzo. Residuo delle morti; degli adulteri e ladri fiero castigator e non seguace. PENELOPE Non sei tu il primo indegno che, con nome mentito tentasse di trovar comando o regno. ERICLEA Or di parlar è tempo! È questo Ulisse, casta e gran donna. Io lo conobbi all ora che, nudo, al bagno venne, ove scopersi del feroce cinghiale, l onorato segnale. Ben ti chieggo perdon, se troppo tacqui loquace, femminil, garrula lingua. Per comando d Ulisse, con fatica lo tacque, e non lo disse. PENELOPE (fra sé) Creder ciò ch è desio m insegna amore, serbar costante il sen comanda onore. Dubbio pensier, che fai? La fé negata ai prieghi del buon custode Eumete, di Telemaco il figlio, alla vecchia nutrice anco si nieghi, ché il mio pudico letto sol d Ulisse è ricetto! ULISSE Del tuo casto pensiero io so il costume. So ch il letto pudico, che tranne Ulisse solo altro non vide. Ogni notte da te s adorna e copre con un serico drappo, di tua mano contesto, in cui si vede col virginal suo coro, Diana effigiata. M accompagnò mai sempre memoria così grata. PENELOPE Or sì ti riconosco, or sì ti credo, antico possessore del combattuto core! Onestà mi perdoni! Dono tutto ad amor le sue ragioni! ULISSE Sciogli la lingua, deh, sciogli per allegrezza i nodi! Sciogli un sospir, un "ohimé", la voce snodi! PENELOPE Illustratevi, o Cieli, rinfioratevi, o prati! Aure, gioite! Gli augelletti cantando, i rivi mormorando or si rallegrino! Quell erbe verdeggianti, quell onde sussurranti, or si consolino! Già ch è sorta felice, dal cenere troian, la mia Fenice! ULISSE Sospirato mio sole! PENELOPE Rinnovata mia luce! ULISSE Porto quieto e riposo! PENELOPE Bramato sì, ma caro! ULISSE Bramato sì, ma caro! PENELOPE Per te gli andati affanni A benedir imparo! ULISSE Non si rammenti Più de tormenti! PENELOPE Sì, sì, vita, sì, sì! ULISSE Tutto è piacere! PENELOPE Sì, sì, vita, sì, sì! Fuggan dai petti dogliosi affetti! ULISSE Sì, sì, core, sì, sì! PENELOPE Tutto è godere! PENELOPE, ULISSE Del piacer, del goder venuto è il dì! Sì, sì, vita! Sì, sì, core, sì, sì! ATTO V Scena Prima IRO O dolor! O martir! Che l alma attrista! O mesta rimembranza di dolorosa vista! Io vidi i Proci estinti, i Proci furo uccisi. Ah! Ah, ch io perdei le delizie del ventre e della gola! Chi soccorre il digiun, chi lo consola? Oh flebile parola! I Proci, Iro, perdesti, i Proci, i padri tuoi! Sporga pur quante vuoi lagrime amare e meste, ché padre è chi ti ciba e chi ti veste. Chi più della tua fame satollerà le brame? Non troverai, no, no, non troverai chi goda empir del vasto ventre, l affamate caverne! Non troverai, no, no, chi rida del ghiotto trionfar Della tua gola! Chi soccorre il digiun, chi lo consola? Infausto giorno a mie ruine armato! Poco dianzi mi vinse un vecchio ardito, or m abbatte la fame, dal cibo abbandonato! L ebbi già per nemica l ho distrutta, l ho vinta. Or troppo fora vederla vincitrice. Voglio uccider me stesso e non vo mai, mai ch ella porti di me trionfo e gloria! Che si toglie al nemico ha gran vittoria! Coraggioso mio core, mio core coraggioso, Vinci il dolore! E pria ch alla fame nemica egli soccomba, vada il mio corpo a disfamar la tomba. Scena Seconda (Discendi ombre de Proci ed Mercurio) (Scena perduta) Scena Terza (Reggia) Sinfonia MELANTO E quai nuovi rumori, e che insolite stragi, e che tragici amori? Chi fu l ardito che osò con nuova guerra, la pace intorbidar ch hai tu negli occhi, e trar disfatti a terra que tempii che ad Amor furono eretti in que focosi petti? PENELOPE Vedova amata, vedova regina, nuove lagrime appresto. In somma, all infelice ogni amore è funesto! MELANTO Così all ombra de scettri anco pur sono malsicure le vite! Vicine alle corone son le destre esecrande anco più ardite. Scena Quarta EUMETE Forza d occulto affetto raddolcisce il tuo petto. Chi con un arco solo, isconosciuto, diede a cento morti il duolo, quel forte, quel robusto, che domò l arco e fe volar gli strali, colui che i Proci insidiosi e felli valoroso trafisse, rallegrati, regina, egli era Ulisse! PENELOPE Sei buon pastor, Eumete, se persuaso credi contro quello che vedi. EUMETE Il canuto, l antico, il povero, il mendico, che co Proci superbi coraggioso attaccò mortali risse, rallegrati, regina, egli era Ulisse! PENELOPE Credulo è il volgo e sciocco, è la tromba mendace della fama fallace. EUMETE Ulisse, Ulisse io vidi, sì, sì! Ulisse è vivo, è qui! PENELOPE Relatore importuno, consolator nocivo! EUMETE Dico che Ulisse è qui. Io stesso il vidi, e l so. Non contenda il tuo "no" con il mio "sì" Ulisse è vivo, è qui. PENELOPE Io non contendo teco perché sei stolto e cieco. Scena Quinta TELEMACO È saggio, Eumete, è saggio! È ver quel ch ei racconta. Ulisse, a te consorte ed a me padre, ha tutte uccise le nemiche squadre. Il comparir sotto mentito aspetto, sotto vecchia sembianza arte fu di Minerva, e fu suo dono. PENELOPE Troppo egli è ver, che gli uomini qui in terra servon di gioco agli immortali dèi. Se ciò credi, ancor tu lor gioco sei. TELEMACO Vuole così Minerva, per ingannar con le sembianze finte gl inimici d Ulisse. PENELOPE Se d ingannar gli dèi prendon diletto, chi far fede mi puote che non sia mio l inganno, se fu mio tutto il danno? TELEMACO Protettrice de Greci è, come sai, Minerva, e più che gli altri Ulisse a lei fu caro. PENELOPE Non han tanto pensiero gli dèi, lassù nel Cielo, delle cose mortali. Lasciano ch arda il foco e agghiacci il gelo figlian le cause lor piaceri e mali. Scena Sesta (Marittima) MINERVA Fiamma è l ira, o gran dea, foco è lo sdegno! Noi sdegnose ed irate, incenerito abbiam di Troia il regno. Offese da un troian, ma vendicate! Il più forte fra Greci ancor contende col destin, con il fato Ulisse addolorato. GIUNONE Per vendetta che piace ogni prezzo è leggero. Vada il troiano impero anco in peggio di polvere fugace! MINERVA Dalle nostre vendette nacquero in lui gli errori delle stragi dilette son figli i suoi dolori. Convien al nostro nume il vindice salvar, placar gli sdegni del Dio de salsi frutti. GIUNONE Procurerò la pace, ricercherò il riposo d Ulisse glorioso. MINERVA Per te del sommo Giove e sorella e consorte s aprono nove in Ciel divine porte. Scena Settima GIUNONE Gran Giove, alma de dèi, Dio delle menti, mente dell universo, tu che l tutto governi e tutto sei, inchina le tue grazie a prieghi miei. Ulisse troppo errò, troppo, ahi, troppo soffrì! Tornalo in pace un dì fu divin il voler che lo destò. Ulisse troppo errò. GIOVE Per me non avrà mai vòta preghiera Giuno, ma placar pria conviensi, lo sdegnato Nettuno. Odimi, odimi, o Dio del mar! Fu scritto qui, dove il destin s accoglie, dell eccidio troiano fatal punto. Or ch al suo fine il destinato è giunto, sdegno otioso un gentil petto invoglia. Nettun, pace, o Nettun! Nettun, perdona il suo duolo, il suo duolo, al mortal ch afflitto il rese. Ecco scrive il destin le sue difese, non è colpa dell uom se il Cielo tuona. NETTUNO Se ben quest onde frigide, son ben quest onde gelide, mai sentono l ardor di tua pietà. Nei fondi algosi ed infimi, nei cupi acquosi termini, il decreto di Giove anco si sa. Contro i Feaci arditi e temerari, mio sdegno si sfogò; pagò il delitto pessimo la nave che restò. Viva, viva felice pur, viva Ulisse sicur! CORO IN CIELO Giove amoroso, fa il Ciel pietoso nel perdonar. CORO MARITTIMO Benché abbia il gelo, non men del Cielo pietoso è il mar. I DUE CORI Prega, mortal, deh, prega, ché sdegnato e pregato, un Dio si piega. GIOVE Minerva, or fia tua cura d acquetar i tumulti de sollevati gli Achivi, che per vendetta degli estinti Proci pensano portar guerra all itacense terra. MINERVA Rintuzzerò que spirti, smorzerò quegli ardori, comanderò la pace, Giove, come a te piace. Scena Ottava (Reggia) ERICLEA Ericlea, che vuoi far? Vuoi tacer o parlar? Se parli tu consoli, obbedisci se taci sei tenuta a servir, obbligata ad amar. Vuoi tacer o parlar? Ma ceda all obbedienza la pietà non si dee sempre dir ciò che si sa. Medicar chi languisce, oh, che diletto! Ma che ingiurie e dispetto scoprir l altrui pensier! Bella cosa talvolta è un bel tacer. Bel segreto taciuto tosto scoprir si può, una sol volta detto celarlo non potrò. Ericlea, che farai? Tacerai, tu? Insomma, un bel tacer mai scritto fu. Scena Nona PENELOPE Ogni vostra ragion sen porta l vento. Non ponno i nostri sogni consolar le vigilie dell anima smarrita. Le favole fan riso e non dan vita. TELEMACO Troppo incredula! EUMETE Incredula troppo! TELEMACO Troppo ostinata! EUMETE Ostinata troppo! TELEMACO E più di vero. EUMETE Di vero è più che l vecchio arciero Ulisse fu. TELEMACO Eccolo, che sen vene e la sua forma tiene. EUMETE Ulisse, egli è! TELEMACO Eccolo affè! Scena Decima (Sopraggiunge Ulisse in sua forma, e detti) ULISSE O delle mie fatiche meta dolce e soave, porto caro, amoroso dove corro al riposo! PENELOPE Fermati, cavaliero, incantator o mago, di tue finte mutanze io non m appago! ULISSE Così del tuo consorte, così, dunque, t appressi a lungamente sospirati amplessi? PENELOPE Consorte io sono, ma del perduto Ulisse. Né incantesmi o magie perturberan la fé, le voglie mie. ULISSE In onor de tuoi rai l eternità sprezzai; volontario cangiando e stato e sorte, per serbarmi fedel son giunto a morte. PENELOPE Quel valor che ti rese ad Ulisse simile, care mi fa le stragi degli amanti malvagi. Questo di tua bugia il dolce frutto sia. ULISSE Quell Ulisse son io, delle ceneri avanzo. Residuo delle morti; degli adulteri e ladri fiero castigator e non seguace. PENELOPE Non sei tu il primo indegno che, con nome mentito tentasse di trovar comando o regno. ERICLEA Or di parlar è tempo! È questo Ulisse, casta e gran donna. Io lo conobbi all ora che, nudo, al bagno venne, ove scopersi del feroce cinghiale, l onorato segnale. Ben ti chieggo perdon, se troppo tacqui loquace, femminil, garrula lingua. Per comando d Ulisse, con fatica lo tacque, e non lo disse. PENELOPE (fra sé) Creder ciò ch è desio m insegna amore, serbar costante il sen comanda onore. Dubbio pensier, che fai? La fé negata ai prieghi del buon custode Eumete, di Telemaco il figlio, alla vecchia nutrice anco si nieghi, ché il mio pudico letto sol d Ulisse è ricetto! ULISSE Del tuo casto pensiero io so il costume. So ch il letto pudico, che tranne Ulisse solo altro non vide. Ogni notte da te s adorna e copre con un serico drappo, di tua mano contesto, in cui si vede col virginal suo coro, Diana effigiata. M accompagnò mai sempre memoria così grata. PENELOPE Or sì ti riconosco, or sì ti credo, antico possessore del combattuto core! Onestà mi perdoni! Dono tutto ad amor le sue ragioni! ULISSE Sciogli la lingua, deh, sciogli per allegrezza i nodi! Sciogli un sospir, un "ohimé", la voce snodi! PENELOPE Illustratevi, o Cieli, rinfioratevi, o prati! Aure, gioite! Gli augelletti cantando, i rivi mormorando or si rallegrino! Quell erbe verdeggianti, quell onde sussurranti, or si consolino! Già ch è sorta felice, dal cenere troian, la mia Fenice! ULISSE Sospirato mio sole! PENELOPE Rinnovata mia luce! ULISSE Porto quieto e riposo! PENELOPE Bramato sì, ma caro! ULISSE Bramato sì, ma caro! PENELOPE Per te gli andati affanni A benedir imparo! ULISSE Non si rammenti Più de tormenti! PENELOPE Sì, sì, vita, sì, sì! ULISSE Tutto è piacere! PENELOPE Sì, sì, vita, sì, sì! Fuggan dai petti dogliosi affetti! ULISSE Sì, sì, core, sì, sì! PENELOPE Tutto è godere! PENELOPE, ULISSE Del piacer, del goder venuto è il dì! Sì, sì, vita! Sì, sì, core, sì, sì! Monteverdi,Claudio/Il ritorno d Ulisse in patria
https://w.atwiki.jp/procearphones/pages/95.html
Bluedio 仮置き イヤホン [[AI] [[TE] [[TN] [[TN2] ヘッドホン [[A2] [[Air] [[F2] [[F800] [[HT] [[T2] [[T2plus] [[T2S] [[T3] [[T3 plus] [[T4] [[T5] [[T6] [[T6S] [[TM] [[TMS] [[UFO] [[UFO2] [[UFO plus] [[V plus] [[Victry] [[Vinyl] 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hakodatefc/pages/18.html
1月2週 函館FC始動 1月2週 Dioさんがヴァニラアイス号にて馬主会初勝利 3月5週 ポクポクさんがポクサン号にて馬主会OP初勝利 4月3週 Dioさんがダルタワフライト号にて皐月賞制覇。馬主会重賞・G1初勝利 5月4週 Dioさんがダルタワフライト号にてオークス制覇。クラシック変則二冠達成 7月3週 Dioさんがタマネギ号にてマーキュリーカップ制覇 12月4週 白い粉さんがエメラルダス号にて兵庫ゴールドトロフィー制覇
https://w.atwiki.jp/duelrowa/pages/26.html
一目見た時から「気に入らないヤツだ」と、DIOは思った。 相手もそう思ったのか、言葉を交わす間もなく視界に銀の閃光が奔る。 最強のスタンドたる「ザ・ワールド」の優れた動体視力を以ってしてもなお、閃光としか言い表せない脅威。 それが、DIOの首を刈る――瞬間よりも更に短い時間、時は止まる。 「やれやれ、東洋人は野蛮で困るな」 そう言って、DIOは軽く肩を竦めた。振り向く敵。顔立ちこそ東洋人の男に見えるが、病的に白く長い髪や鞭のように伸縮変形した両腕からして実性別などわかったものではない。 DIOは視覚ではなく感覚、第六感ともいうべきもので敵手の真髄に触れる。 こいつは人ではない。自分と同じ、人間を超越した存在――吸血鬼、あるいは鬼(オーガ)、悪魔(デーモン)などと形容されるに近いモノだと。 「ここは一つ、紳士的に行こう。私は、」 さらに言葉を続けようとしたDIOだが、向き直った東洋人の顔を見て閉口する。そいつは、一言で言えば怒り狂っていた。 眼尻は裂けんばかりに見開かれ、眼球は充血して真っ赤に染まり、こめかみには太い血管がどくどくと波打っている。 何より、その瞳。疾く死ねと言わんばかりに殺意を漲らせた、言葉も通じぬ怪物(モンスター)。 怪物は駄々っ子のように両腕を振り回す。その延長線上にあるもの、全てが微塵に砕かれていく。 見る間に瓦礫と化していく周囲の状況をよそに、DIOは静かに微笑んだ。 【吸血鬼】DIOと、【鬼の始祖】鬼舞辻無惨の、それが出会いだった。 「やれやれ……どうしたものか」 DIOは無人の車両の中で、一人呟く。 連続した最後の記憶として、自分はジョースターの一族と戦っていたはずだ。 花京院典明を殺し、ジャン=ピエール・ポルナレフを一蹴し、ジョセフ・ジョースターの血を吸い取り、そして空条承太郎と戦い。 敗れた、と認めるのは業腹だった。が、認めざるをえない。あの瞬間、たしかにDIOは追い詰められていた。 挙げ句、承太郎は足をヘシ折られ這い蹲るDIOを見下ろし、「ぬきな! どっちが素早いか試してみようぜ……というやつだぜ」と、クソのような「公平」な勝負を持ちかけてきた。 頭が爆散しそうなほどの屈辱を感じ、しかしそこから必ず逆襲してやると決意した瞬間に、DIOの視界は一変したのだった。 「ホンダ、ユウギ、イソノ、そしてハデス。ハデスはたしか冥界の王とかだったか?」 ぶつぶつと独り言ち、DIOは与えられた荷物を確認していく。理由は理解できないまでも、状況は受け入れられる。 DIOは、いやDIOだけでなくあの「決闘開始」の宣誓された場にいた者はみな、途方もなく大きな力に絡め取られ、弄ばれているのだろう。 それがなんであれ――たとえ神であったとして――良いだろう、今は従ってやろうではないか。 だが忘れるな。このDIOをコケにした者は誰であろうと許さない。イソノとかいう道化、ハデス神、この場にいるのなら空条承太郎も。 勝利し、支配する。そのたった一つの満足感を得るために、DIOは突き進むだけだ。 そして差し当たり、一つの指針も得られた。先ほど戦った東洋人の男だ。 あれは、人間ではない。おそらく吸血鬼でもないが、人を喰う者ではあるのだろう。奴の口からはDIOも慣れ親しんだ匂い、血の香りがした。そして人の肉の臭いも。 会話する気もなくいきなり牙を剥いてきた男を、DIOは当然死を以って償わせようとした。だができなかった。 時間を止める異能、最強のスタンドたるザ・ワールドを以ってして、致命打を与えられなかったのだ。 DIOの記憶では、承太郎との戦いの中で時を止める長さは10秒を越えた。はずだ。 だが、男の攻撃を前に時を止めたとき、明らかにDIOが意図するタイミングよりも早く時は動き出した。 体が覚えている感覚と、現実のズレ。それがためにもう一歩を踏み込むことができず、手ぬるい反撃しかできなかった。 もし一撃で仕留め切れなければ。男はすぐさま逆襲してくるだろう。実際にしてきた。 ザ・ワールドの拳で首をヘシ折られながらも、時が動き出した瞬間90度ズレた視界から当然のように伸長する腕、触手を振り回してきた。 動きのイニシアチブをDIOが握っていたからこそザ・ワールドで弾くことができたが、あれが万全の状態で放たれれば、時を止めねば防ぐのには手を焼くだろう。 それほどの威力、それほどの速度。そしてビデオの逆回しのように元の形状に戻っていく男の首。 あれは明らかにDIOの、吸血鬼の再生能力を凌駕している。DIOとて同じ芸当は可能だが、かかる時間は雲泥の差だ。 まるで「傷ついた瞬間に再生が始まっている」ような。 時を止めたザ・ワールドのラッシュで全身を男を粉々にすることは可能だろう。だが、それで死ななければ? いかに最強のスタンドとはいえ、不用意に近づき過ぎれば回避の余裕もなくなる。 さらに、DIOにザ・ワールドがあるように、ヤツにも奥の手がある可能性も否定出来ない。 そして頭も回る。何度か時を止める内に、怒りに満ちていた双眸は何がしか吟味する色を帯びていった。おそらく、時を止めたことに気付いたのだろう。その瞬間にDIOは撤退を即断した。 男の攻撃で崩壊寸前だった地下空間は、ザ・ワールドが軽く小突いただけで崩落した。身をくらますのは容易かった。 男の体の謎を解いて再生能力を無力化するか、一撃でチリひとつ残さず消し飛ばすか、あるいは弱点を見出すか。 殺し切れる手段を用意せねば、今はアレを殺せない。そして――DIOは一つ目も二つ目も選ぶ気はなかった。やるなら三つ目だ。 あの男の弱点を探しだし、効率的に破壊する。頭脳、魂、精神、そういった部分だけを除去する。そして、残ったボディをいただく。 ジョナサン・ジョースターのボディに不満があるわけではない。DIOには存在しないのだが、実家のような安息を感じるボディである。 だがそれ以上に、あの東洋人のボディは魅力的だった。 吸血鬼でもスタンドでもなく、だがそれ以上の破壊力と再生力を併せ持つ。 そこにこのDIOの頭脳とスタンドが――文字通り――乗れば、それこそが「神」を超える「王」の誕生と言っても過言ではない。 「神」のおわします座を「天国」とするならば、この決闘遊戯こそはそこへ至るための階段であろう。 屍を積み上げ、その背からなる階段を踏み鳴らし、DIOは天へと至るのだ。 【DIO@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】 [状態]:疲労(小) [装備]: [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:「神」を追い落とし、すべてを手に入れる「王」となる。 1:東洋人(鬼舞辻無惨、名前は知らない)の弱点を見つけ出し、ボディを奪う。 2: [備考] 承太郎との最終決戦最終盤からの参戦。 一方、残された無惨は、当然怒り狂っていた。 何一つわからぬ。何一つ理解できぬ。ゆえにすべて叩き潰す。目に映る者、物、あらゆるすべてを。 止まってなどいられない。走り出さねばならない。無惨には時間がない。 鬼舞辻無惨の寿命はもうすぐ尽きる。それが感覚としてわかる。 無惨ら鬼を狩る気狂いの集団、鬼狩りとの最後の戦いで、無惨は無惨の元から離反したはぐれ鬼である珠世を取り込んだ。 その際に投与された薬がかつてないほど無惨を追い詰めた。凄まじい速度で加齢する薬。体の分裂を阻害する薬。他にも何かあるかもしれないが、無惨には未だにそれが何か掴めていない。 取り込んだはずの珠世の意識も自らの内に感じることができず、ただ一分一秒刻々と寿命が消し飛んでいくことだけが確信としてわかる。 薬を分解しようと試みたが、それには意識を自閉して「全精力を傾けるほど集中」しなければならないという感触を得た。 僅かでもその行為に手をかけるだけでひどく疲労し、さらに周囲への警戒も一切できなくなる。 数時間で済むか、十数時間かかるか。いずれにせよ長時間無防備を晒すことには変わりなく。 数百年ぶりに頭蓋に鳴り響く死の足音に焦燥する無惨でも、本田とかいう男の囀った言葉は耳に入っていた。 この場には無惨だけではなく多くの人間がいて、殺し合いを迫られている。 もし薬の分解中に一人でも接近を許せば、そいつがもし鬼狩りどもの刀を携えていれば、あるいは陽が射すまでに終わらなければ。結果を想像するだけで無惨は激昂し、手近な物を殴りつけて破壊した。 数分前に話しかけてきた黄金の髪の男のことを思う。人ではない、無惨が生んだ鬼とも違う、奇妙な空気を纏う男だった。 思考する間もなく無惨はそいつを殺そうとしたが、黄金男は謎の傀儡を――血鬼術とは当然別物だろう――駆使して、幾度も無惨の牙から逃れ続けた。 無惨が知覚できぬほどの速度で叩き込まれた傀儡の拳は、鬼狩りの刃ではないため無惨を滅することはない。はずだ。 だが、これも確信としてわかったのだが、「自分は鬼狩りの刃で頸を落とされなくとも死ぬ」。 頭蓋吹き飛ばされようが臓物抉られようが瞬時に再生は始まるのだが、その速度は無惨の感覚からすればかなり鈍麻していた。 全身を一気に砕かれれば? 七つの心臓と五つの脳を一挙にすべて砕かれれば、無惨は死ぬ。 そして、黄金男はそれができる敵であった。 男は無惨の神速と呼べる攻撃に一切被弾することなく、あまつさえ数度の反撃を打ち込んできた。 無惨は当初、己を超える疾さかと激怒したものの、何度か繰り返すうちにこれは違うと気付いた。 まったく同じなのだ。体の数カ所に叩き込まれる拳の痛み、その出がかりが。一秒一瞬のズレもなく、まさしく同時。 悠久の時を生きる鬼だからこそ、今まで考えもしなかった力。 「時を……止める、術」 無惨がそれに気付いた瞬間、男も気付かれたことに気付いたのだろう。 無惨と黄金男は互いに油断ならぬ敵と認識し合い、またここでお互いの手の内を暴かぬまま戦い続けることは得策ではないとの思考も一致した。 もし男が時を止める力を現界まで行使し攻撃をしてきたら、身体各所に散らばった脳と心臓がすべて粉砕されるだろう。そうなれば無惨の敗北だ。 だが、それが正答であると男は知らない。ゆえに、退く気配。 無惨は男が撤退の動きを見せた時も追わなかった。時間を凍てつかせるあの力を攻略しなければ、無惨も黄金男を喰らうことはできない。 喰らう。そう、あの男を喰らえば。 瞬間瞬間に蒸発していく無惨の寿命を、残り僅かになりつつある「時」を、止めることが出来る。今も無惨を追い立てる死の狂騒曲も鳴り止むだろう。 道は見出だせた。鬼狩りと珠世に潰されかけた未来から離脱する一筋の光明を。 生きるために。死なないために。今、無惨はあえて苦難の道を選ぶ。 残り僅かな命を楽観に委ねるのではなく、より確実に生き永らえる道を。 「鬼の王」はもう一人の「吸血鬼の王」の頸を狙い、闇に溶けていった。 【鬼舞辻無惨@鬼滅の刃】 [状態]:疲労(小) [装備]: [道具]:基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:誰であろうと殺す 1:金髪の男(DIO、名前は知らない)を喰い殺し、時を止める力を手に入れる。 2:鬼狩りがいたら殺す [備考] 無限城決戦終盤からの参戦(寿命残り数日)。分裂不可。再生能力は今のところ健在。